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「日韓関係回復のための両国保守陣営討論会」にあえば議長登壇!

 2019.10.15
「日韓関係回復のための両国保守陣営討論会」にあえば議長登壇!

過去最悪となる日韓関係において、日本における保守派が「嫌韓」から「断韓」にまで陥る中、9月25日、KCU(Korea Conservative Union)主催で「日韓関係回復のための両国保守陣営討論会(於:大韓民国国会図書館 大講堂)」が開催されました。

 

基調講演をするJCUあえば議長(JCUスタッフ撮影)

 

 

日韓分断を進める北朝鮮と韓国国内の従北勢力に利するだけの危機的状況を打開するべく、国際政治の視点から、保守の理念に基づいて日韓の信頼関係を構築するために、JCUあえば議長が基調講演を行いました。

 

韓国国会議員会館から国会図書館を望む(JCUスタッフ撮影)

 

韓国国会議員会館での会食(JCUスタッフ撮影)

 

 

シンポジウムに先立ち、韓国国会議員会館において保守派議員との会食を行い、貴重な意見交換を行う機会となりました。

 

 

シンポジウムでは、日韓関係を改善する為のディスカッションを行いました。日本側からは拉致被害者を救う会の西岡力会長も参加されて議論を深めました。ディスカッションでは、「徴用工判決」「慰安婦問題」「文在寅政府の反日政策」「日韓関係の悪化がアジア太平洋地域に及ぼす影響」等、真摯な議論が重ねられました。日本のメディアではほとんど報道されないが、韓国保守派において従軍慰安婦問題に関しては”北朝鮮からの工作活動”として指示書が出ていることを認知しており、徴用工判決は韓国政府が処理すべきであると国際法に基づいて判断すべきであるとする日本政府と同様の見解です。

 

 

ディスカッションで「韓国のホワイト国の除外について」質問を受けたJCUあえば議長は「ホワイト国の除外について、文在寅政権において大きな問題としている。しかし、何が問題なのか冷静な議論が必要である。まず、輸出禁止や輸出制限などの制裁措置では無いということです。日本はすべての国からホワイト国とされている。それには理由がある。日本では安全保障貿易の管理に120人の担当官を置いている。韓国では11人。それで果たして十分な審査ができるか。一方、台湾では担当官を40人置いている。日本が韓国に不当な措置をしているように報道されているが事実に基づいていない。40人の貿易検査官をおいている台湾はグループCです。親日であるにも関わらず。しかし、わずか11人しかいない韓国はグループBです。反日を強めているにもかかわらず。韓国はEUやオーストラリアにおいてもホワイト国ではないのです。日本は不当な対応をしていません。いま、文在寅政権がなすべきことは、日本製品の不買運動をしたり、反日を強めることでは無く、まともな安全保障貿易管理をすることです。日本は決して韓国イジメをしている訳ではないのです。」と事実を示しながら現状への認識について、韓国保守派の参加者に問いかけ、大きな賛同の拍手を受けていました。

 

KCU代表チェ・ヨンジェ氏と

 

西岡力先生と

 

 

また、ディスカッションの最後に「日韓関係回復のための方案」を聞かれたことについて、JCUあえば議長は「短期的にできることとして、一日も早く、韓国にとっても、日本にとっても、アジアにとっても害悪を与える文在寅政権の打倒です!また、このようなシンポジウムが実現したことは画期的なことであることを踏まえて、中期的にできることとして、日韓で正しい知識と情報を得ることができれば、どのようにすればよいのかが分かることとなります。このような活動を進めるKCUを皆様の力でお育てして欲しい。日韓の関係をよりよくする力になるようにKCUへのご支援、お力添えをお願いいたします。」と呼びかけ、熱い拍手をいただきました。