あえば直道プロフィール
あえば直道の
履歴書

あえば直道の履歴書

ガンジーに影響を受け、国つくりへの関心が芽生える

1967年に横浜市で弁護士の家庭に生まれた饗庭は、慶應義塾幼稚舎(小学校)に入学し、大学までを慶應義塾で過ごす。
高校時代は弓道に取り組み、県代表として国体やインターハイにも出場した。
勉強の動機が見いだせず、高校までの成績は思わしくなかったが、高校2年生の時に観たリチャード・アッテンボロー監督の映画「ガンジー」に感化を受け、自分自身も精神性を身に着けたリーダーとなりたいと考え、以後、勉強にも熱意を燃やすようになる。

関東勢で初の優勝となった「末川杯争奪 法律討論会」

大学生となり、慶應義塾大学法学部法律学科に進んでからは、憲法学者の小林節教授に出会い、同ゼミに学ぶ(ゼミナール委員)。刻々の時事問題を憲法の視点から両断する姿勢に大きな刺激と薫陶を受ける。特に、憲法9条では国家としての正当防衛もできないため改憲を行うべきだという小林の持論は、国防について見解を深める原点となった。

大学2年生の時には、「末川杯争奪 法律討論会」に出場し、関東勢で初の優勝を収める。 これは事例問題に対して10分間で見解を述べる立論の部と、10分間の質疑応答を受ける質問の部の2つで争われる討論会で、教授や弁護士など実務家が審査員を務めていた。 ここで慶應義塾・初となる優勝を獲得し、以後、周囲から「饗庭は政治家に向いている」という声が上がるようになる。本人も「人々を感化する力を養いながら、日本の役に立つような仕事がしたい」と志すようになる。

大学卒業から、世界の現状を視察する旅へ

大学を卒業後は、「世界の現状を学び、見識を高めたい」という強い想いから、欧米亜各国を歴訪し、政治の実態や社会情勢を視察して回る。

【主な視察先】
●2009年11月:イスラム系移民が増加するオランダを視察し、外国人参政権の付与が移民と地元民との軋轢を逆に拡大してしまった現状について学ぶ。
●2010年2月:シンガポールで、同国が多民族国家でありながら優れた治安状況を保っている秘訣について探る。
●2010年3月:市の業務の徹底した民営化に取り組んでいる米ジョージア州サンディ・スプリングス市を訪問。市長と面会し、市政に自由経済の原理を取り入れる方策についてアドバイスを受けた。
●2011年7月~8月:時の菅直人首相がスウェーデンを福祉国家の理想像と持ち上げる中で、実際に同国を訪問。重税が国民を苦しめている上、課税逃れを防ぐ政策が高度の監視社会を生んでいる現状を視察した。
●2011年8月:台湾を訪問。『台湾人と日本精神(リップンチェンシン)』の著者であり、「愛日家」として日本でも知られる蔡焜燦(さい・こんさん)氏と面会するとともに、台北市民への聞き取り調査を通じて中国の脅威に対する台湾人の危機感を探る。

アメリカ政界の中枢、そしてJCUの設立へ

こうした各国への視察と並行して、2010年から活動の拠点をアメリカに移していた饗庭に転機が訪れたのは、2011年2月であった。かねてからの友人、渡瀬裕哉氏(現・JCU理事)が、アメリカのティー・パーティー運動にならって「東京茶会」を設立した際のお披露目のスピーチに同行して、全米税制改革協議会(ATR)の「水曜会」に参加することになった。
ワシントンに本部を置くATRは、ロナルド・レーガン大統領が創設した団体で、減税政策を米国議員に働きかける運動を行っている。毎週水曜日に行われる勉強会である「水曜会」には、全米中から保守派の有力者や活動家が集い、情報交換を行う場となっている。

この勉強会で財政政策を学んでいた饗庭は、2011年4月の水曜会で、饗庭は、「トモダチ作戦について、アメリカにお礼がしたい」と申し出、スピーチの場を与えられていた。東日本大震災後の米軍による救援作戦への感謝と、減税政策の重要性を訴えた饗庭の演説に、当日、たまたま参加していた共和党全米委員会共同議長のシャロン・デイが感動し、隣席から饗庭に名刺を差し出した。そこから両氏の交流が始まることになる。

5月、共和党本部に招かれた饗庭は、その後、シャロン議長と定期的に情報交換を行うようになり、共和党内部や保守派の中枢メンバーに多数の知己を得る。2012年にはアジア人で唯一のメンバーとして、共和党全米委員会・顧問に就任した。共和党が、「白人の党」というイメージを払しょくして支持層を拡大するという課題に取り組む中で、饗庭はシャロンとの協力のもとで、旧態依然とした党体質の変革案を打ち出し、2014年の中間選挙における共和党の歴史的勝利に貢献することになる。

2013年からは、日本の保守的系の新聞や言論誌を中心に、アメリカ情勢に関するインタビュー記事や論稿を多数、発表。

2015年には、共和党の支持母体である「全米保守連合」(ACU)の日本側のパートナーとなる一般社団法人JCUを設立し、専務理事に就任した。

略歴/プロフィール
共和党顧問になるまで
今後目指すもの